20201230 中山道の地藏は地元密着型
【中山道: 日本橋~巣鴨】
昼はコレド日本橋の豆ちゃで「十種のおばんざい御膳」.京都料理とのことで,本日の街道,中山道と相性がいいと思ったけれど,特別感のない味であった.個人的にはもっと出汁を生かした味付けにして欲しかった.
京都 石塀小路 豆ちゃ: ★★★☆☆ (不味くはないが旨くもない)
まずは一旦,昨日も来た日本橋元標に寄る.街道ウォーカーの心の故郷,日本橋元標.五街道の起点に立つと,どこへでも行けるのではないかという旅人の興奮が沸き起こってくる.今で言うと成田空港のようなものかも知れない.
さて,神田に向かって国道 14 号線を北西に向かって歩き始めた.国道 14 号線は日本橋と神田の境で国道 17 号線となる.
気温は 12 度.涼しくて気持ちがいい.空はよく晴れ,朝小雨が降っていたとは思えない.街道沿いの銀杏は路面に黄色を雪崩れ込ませている.
神田駅を過ぎてしばらく歩くと,歴史的建造物の並ぶエリアがある.
甘味処「竹むら」,そば「神田まつや」,あんこうなべ「いせ源」,そば「神田やぶそば」,鳥すき「ぼたん」など.
神田やぶそばは 2013 年の火事で建て直しているけれど,他の建物はいつからのものなのだろうか.
昌平橋で金属の高架下をくぐり,明神下の交差点で左折し,神田明神へ.
正月を控えた参道には,覆いで囲われた露店が並んでいる.参拝客も結構いて,本殿の前には五列で列をなしていた.
御朱印を貰おうかと思ったが,社務所も同様に長い列が出来ていたので諦めた.もう 15:30 なのに三分の一しか歩いていない.
神田明神の社務所は,社務所というより大きなお土産物売り場で,両替所まであり,なかなか味わい深い.
後は黙々と巣鴨まで歩く.
巣鴨は真性寺に着いたのは,もう暗くなってからだった.商店街の入り口にある,立派な寺.正面には見慣れた丸い傘の地が鎮座している.本殿は入れない.横の寺務所で御朱印を頼むと,目の前で筆書きしてくれて,なんだか得をしたような気分になる.
参拝の後は,商店街をそぞろ歩き.生活を感じさせる店が多くて楽しい.
列をなしていたので「みずの」で塩大福を購入.あんこに塩気がある.
塩大福みずの: ★★★☆☆ (美味しいとは思うのだけれど,粒のみに塩分を入れるとか,あんこの旨味を増すとか,もう少しメリハリが欲しい)
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