20200315 幕末の殿様の手腕に唸る

ホテルをチェックアウトして,仙巌園なる施設に向かった.当初,桜島に行こうと思っていたので,そのルート上になったからだ.

仙巌園は元島津家の別邸で,一時期本邸として使われた.



桜島を築山,鹿児島湾を池として見立てた壮大な日本庭園が魅力的である.中にある尚古集成館日本最古の石造洋式機械工場で,仙巌園の一部と共に世界遺産.28代斉彬の近代化への活動 (具体的には,鎖国時代に情報のない中,文献のみで作ったという融鉄設備「反射炉」や,ガス灯「鶴灯籠」や水力発電など) を始めとして見どころは満載である.

売店の薩摩切子のカラフルな光や,薩摩焼の瀟洒な細工も美しい.



尚古集成館という博物館もあり,つい時間を費やしてしまい,桜島は諦めた.

飯は桜花亭というレストランで薩摩郷土料理御膳を頂いた.


茶は黒茶という.プーアール茶のような製法で作るようだが,黄麹のスパイシーで柔らかな香りがして不思議な味.

フライトまで半端な時間が空いてしまったので,城山公園へ行くことにした.以前,鹿児島に来た時にも来たのだけど,桜島の力強い姿が眺められて良い.どうでもいいが,講演で買った缶入りのコーンスープが酸っぱくて,不安を覚えた.


そうこうしているうちに,良い時間になったので,レンタカーを返し,空港へ向かった.
空港のエアポート山形屋で霧島高原ビールと黒豚ロースカツ重 (1670円). ビールはピルスナー.



ひょんな理由で鹿児島へ来たのだけれど,霧島メインでも,大分楽しめた.桜島ヘは上陸しそびれたし,いずれまた行くのではないかと思う….

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