20200105 岩盤浴で見る夢は焼き蛤の煙の向こうにある

正月休み最後の朝は,宿からの電話で起こされた.
「ご朝食時間 8:30 までとなりますが,いかが致しますか?」
行きます,行きます,と言って布団から這い出した.面倒見の良い宿である.

朝食も特に述べるべきことはなかったが,悪い点もない.総じて悪い宿ではないのだ.

前述した様にここは外湯もやっていて,土日の場合 17:00-1:00, 1530 円.更に 8:00 まで 1320 円つまり一泊二日で 2850 円.高くはないが安くもない,絶妙な値段である.
館内には男女別と男女混合の仮眠室があるが,夜はきちんと暗くなり,居心地が良さそうである.ビジター向けの食事処もあり,安く泊まりたいというニーズには応えられるのではないか.

飯のあと岩盤浴で数時間時間を潰した.
岩盤浴というのは乾いたサウナのようなものだと思っていたが,ここの岩盤浴は,蒸気の出るものもあり,熱いものも温かい程度のものもある.気持ちが良くて,僕はうっかり眠ってしまった.

岩盤浴を出て,宿の横にある「漁火亭」という食堂へ行った.

焼き蛤 10-12 個で 2800 円.高いけれど九十九里名物なので頼んだ.僕は親が千葉なので,子供の頃から貝には親しい.
そして銚子港で水揚げしたあなご丼.前浜もの (近くで獲れた) の実力は僕には分からないが,悪くない.

ところで,焼き蛤の汁は塩っぱいが旨い.これを楽しむためには,身が下の状態で焼く必要がある.これは蝶番を下にして網の上に置くと,自然に身のある方を下にして倒れる.
汁が煮たったら食べ頃である.



磯の香りで海を間近に感じつつ,食堂を後にした.
明日は仕事始めだ.

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