20200920 旅の本丸へは慎重に歩を進める
【東海道: 浜松宿】
知り合いに勧められたので,今回の休暇は伊勢を中心に据えることとした.
まず今日は昼過ぎに愛車で東京から浜松へ向けて発った.三軒茶屋と横浜のあたりで少し混んだが,概ね順調.
浜松の町の夜は明るいが,騒々しくなく不思議と居心地がいい.
トイザラスやユニクロの大型店の下にアーケード街.スクランブル交差点と地下道が目に入る.ニュースによると地下道は廃止し,横断歩道になる方向らしい.
車をホテル近くの駐車場に止めてから,夕食へ向かった.浜松と言えば鰻.ネットで調べて曳馬野 (ひくまの) という店へ.
鰻は浜名湖の天然もの.鰻専門漁師より直接仕入れ.漁場が一定のため質が安定しているのだという.身が柔らかく皮が薄いのが特徴.養殖の鰻よりあっさりしているとのこと.
肝吸いと香の物の付いているうなぎ膳を頼んだ.
サイドメニューのしらす大根,肝,みそうなぎは全てなし.昼に出てしまったそうだ.味噌漬けうなぎを焼いたみそうなぎは,この店オリジナルというので食べてみたかった.
骨せんべいはやや生臭く,硬め.
うざくは鰻の旨味が,土佐酢のまろやかな酸味と出汁にうまく絡んで美味しい.添えられたすりごまも良かった.
肝心のウナギは値段 (4250 円) の割に小さい印象だが,味は引き締まっている,じゅわっと脂が染み出す感じではないが,旨みは広がる.小さかったので少し食べたりなかったかなぁ.
酒は喜久酔 (きくよい) の特別純米.静岡は藤枝市のもの.浜松からは少し遠いが,ふくよかでコクのある味わい.
おすすめ度: ★★★☆☆
(天然鰻でもっとうまいやつはあるし,値段が地の利に甘えている気がした)
帰り道のセブンイレブンで,300 mL の静岡産の日本酒を二本買う.
出世城はすっきりとしているのにコクがあり,どんな食べ物にも合わせやすそうな感じ.これからの出世が楽しみである.花の舞もあっさりしているけれど,どちらかというと柔らかい味わい.
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