20220522 着陸から日本入国までは意外と早かった
【パリ~東京】
日本時間 4:00 頃に目が覚めて、もう少し寝ようとしたが眠れなかったので、起床。
「おはようございます」
「おはようございます」
隣席のブルゴーニュ人、ヤニクはもう起きていた。
仕事をしていると、「スナックはいかがですか?」と添乗員が声をかけてきた。そろそろ朝食というこの時間に?と思ったが、何を出してくるのか興味があったので貰ってみた。
じゃがいもとベーコンとチーズを炒めたものを練り込んだパンみたいの。塩っぱくてほどいい食べ応え。
朝食のスクランブルエッグは一塊となっていて頂けなかったが、シロップ漬けのフルーツとドライフルーツとシリアルをヨーグルトに混ぜたのはさっぱりしていてよろしい。
着陸し、乗り継ぎ客が降りる。ニューカレドニアに行くヤニクに「またね」と言った。
旅路における「またね」は、どこまで本当なんだろう。これまで「またね」と言った人たちは、いつか会えるのだろうか。
いつかは会えるかもしれない、と思いつつ、たくさんの「またね」を交わしていくのだろうか。
降機しつつ、添乗員にメルシー、と言って、あとはひたすら床の矢印に従って進む。
My SOS アプリが緑、または黄色の場合はファストトラックに行ける。
唾液検査用のジョウゴとスピッツを渡されるので、唾液を出し、検査官に渡す。
更に進み、パスポートを出したり、紙をもらったり、また紙を渡したり、パスポートを見せたり……これ、本当に必要な手続き?日本てなぁ、紙持ってうろうろさせるのが好きだよなぁ。
着陸から結果待ちの待機所までが約 30 分。
さらに結果が出るまで 45 分。
結果が出ると通知の紙をもらう。無事陰性。
今回、フランスもマダガスカルも指定国ではなく、ワクチンも三回打っているので、僕は自宅待機もなし。
指定国からの帰国、かつワクチン接種が三回未満の場合は検疫所の施設で三日間待機。
ワクチンを三回打っていて、指定国からの帰国の場合と、ワクチンが三回未満で指定国以外から帰国の場合は、7 日間自宅待機。3日後以降に自主検査をすれば期間短縮できる。
あとは検疫所で先ほどの通知の紙を見せて、パスポートコントロールを通り、荷物を拾って入国。
結局、着陸から入国までで一時間半。まぁ、そんなもんかな。
これにて 7 週間に渡るアフリカ編、終了。
アフリカって言っても、色々ありますな。
都市が中心だったから雄大なイメージはないし、ウガンダ、ジブチ、マダガスカル、3か国とも人々は穏やかで物静かで、テレビで見るエネルギッシュな「アフリカ」という感じではなかったな。
元イギリス領で発展の気運が高いウガンダ、自国産業の育っていないジブチ、不安定な政権と貧困の中で今後の方向を模索しているマダガスカル(限られた観察の範囲での偏見に満ちた感想)。
それぞれ、10 年後はどうなっているだろうか。
発展という言葉が、プラスの意味だけならばいいのだけれど、そうでないなら、日本も含めて各国の人々が、苦しまずに日々を生きていければいいなと思う。
0 件のコメント