20220426 旅立ちの前
【ジブチ市@ジブチ】
昨日食べすぎたせいか、食欲がなかったので、朝食はスキップ。
朝はまず Service d'hygiene という検査所へ PCR テストをするために向かった。
僕はフランスへの入国なので、多分いらないのだけれど、日本のワクチン証明書が使えるのか不明なので、PCR も受けておく。
ジブチはもはやほとんど患者が出ていないため PCR テストをやっているところはここ一か所しかなく、ここも終了するところだったが、外国人が「待ってくれ。国に帰れなくなる」と訴えて踏みとどまったのだという。
予約をしておいたせいか、ほぼ待たされることもなく中へ。パスポートを渡して登録され、プラスチックのスピッツを渡された。
別室に行くと、スピッツに唾液を出せと言われて、出したら一滴でいいらしい。
「顔を上げて!」
何事かと思ったら、いきなり鼻に綿棒を突っ込まれ、その綿棒は、今唾液を入れたスピッツの中に放り込まれた。
成程。綿棒で鼻腔、唾液で咽頭なのね。
結果は明日出るので、一旦ホテルに戻った。
書類をちょっと見てから、ホテルの下に集合。今日こそ、仮契約である。
「はい、はい。ではまたご連絡いただくということで……」
ロビーに行くと、S さんが電話をしている。イヤーな予感。
「今日契約できないって?」
「はい、あの、契約相手が体調不良で……。他に契約交渉できる人がいないか、今探してます。取り敢えず、10:00 の契約はなしで……」
S さんの眉が、ハの字になっている。
途上国との交渉では、よくあることなので、今回が初めての出張の S さんには、いい勉強に……なるのかなぁ。
気が抜けたら腹も減ってきたし、やっぱ朝食食うか。
朝食の後、ミーティング。
昼はまた、Casino スーパー。最近ルーチンになってきたな。ささみバーガー 120 フラン、サモサ 50 フラン、しょっぱいドーナッツ 30 フラン 2 個、かき氷 400 フラン。
白っぽいかき氷が美味しそうだったので頼んだら、問答無用で着色料多めの黄色いやつがやってきた。
「あの、真ん中の白いやつが欲しいのですが……」
「壊れてるの。はい、次の人!」
うん、まぁ、忙しいよね。スミマセン。ちなみに、サモサ 50 フランはミニピザ 80 フランで計上されていたけれど、面倒くさいので黙っていた。
粉物は安定の味。うまし。
ドーナッツ(Beignet)は、クスクスのようなものとスパイスが中に入っていた。中々いける。
かき氷は、お祭りのそれみたいな味だったんだけど、暑かったので、有難くいただいた。
で、まぁ、午後も仕事。
夕方、少し街を歩く。車体の中央が緑なのはタクシー。市内なら大体 1000 フラン、空港から港で 1500 フランくらい。
夕食はホテルの近くの Yemeni Djiboutian Restaurant(一般名詞な気がするんだけど、店の看板がこうなっているんだよね……)。
Google マップだと「Djibouti an & Yemeni restaurant (anc. Safari)」と出てくる。
頼んだのは Fahssa Yemenite(チーズのかかったキーマカレーみたいなの)ハーフ 600 フランとパン 100 フラン、Gingomber(生姜)のジュース 250 フラン。ジュースは生姜がかなり入っているようで、辛みと香りが高く、大分気に入った。
Yemeni Djiboutian Restaurant:★★★★☆(なかなか美味しいローカルご飯。メニューも豊富なので、色々試したかった。量が多いので注意)
現地料理は酒の飲めない店が多いので、うっかり健康になっていく気がする。
部屋に戻ってのんびりしていると、突然、途切れ途切れに「夕焼け小焼け」のメロディが聞こえてきた。あ、これは……。
ゴミ収集車である。日本からジブチに贈られたそうだけれど、夜の 22:00 に回収するのは想定外だったろうなぁ。ゴミを収集し始める時にちょっと流すだけだけど、あれ、自動的に流れちゃうのかな。
それにしても、ジブチのゴミ事情はホントひどいんで、何とかならんかなーー。
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